From:横関弦
先日工事でお邪魔した沼津市我入道のOB様宅。
2016年に完成した【どんとパネル工法の家】です。
いい具合に経年変化していました。
今回ビデオの撮影に協力していただいたのでご紹介します。
一番初めに打合せさせていただいた時にはログハウスを検討中だったS様。
海岸もとても近く鉄骨造も検討しましたが結局はどんとパネル工法を採用。
ご夫婦でマリンスポーツを楽しむ施主様。
イメージはサーファーズハウスです。
外観はレッドシダーの板張りに塗り壁を採用。
レッドシダーは経年変化でシルバー色に変化してサーファーズハウスらしい味になっています。
また採用した外壁の塗り壁材はスタッコフレックス。
海岸近くということもあり、耐候性や伸縮性に優れた材料にしました。
目立った汚れもなく割れもありません。
内部にもかなりこだわりました。
リビングの天井板にはレッドシダーを使い、
天然の色ムラが良いアクセントになっています。
塗り壁はほぼ標準仕様でもある「中霧島壁」。
私の家にも使っていますが調湿性・消臭性は抜群です。
一面の塗り壁の色を変えることで単調になりがちな内観に変化を付けています。
廊下の一面には可動式の本棚を付けたり、
洗面化粧台を大工が造作したり、
キッチン収納やダイニングテーブルもオリジナルです。
ピーキャン社製の薪ストーブも設置。
冬はこの薪ストーブだけで十分かと。
どんとパネル工法の家の特徴。
それは建物の内部(構造)にも自然素材を使っているということです。
滲み出てくる空気も違いますから一歩足を踏み入れただけで違いが分かるはず。
この空気感をお伝えできればといつも歯がゆい思いです。
では、S様邸どんとパネル工法の家をご覧ください。
P.S.
サーファーズハウスをイメージして施主様と何度も打合せを重ねました。
材料を変えるだけで雰囲気がガラッと変わり私も新たな発見をしたお宅です。