From:横関弦
各地で記録的な大雨をもたらした台風19号の上陸から1週間。
亡くなられた方々のご冥福と、被災された方々に心から追悼の意を表します。
皆様が1日でも早く平穏な生活に戻れるようお祈りしています。
今回の台風では、普段では予期せぬことが起こりました。
何よりも河川の堤防の決壊は事前に予想できたことでしょうか。
もっと早めに避難していれば良かったと思うかもしれませんが、
まさか近所の堤防が決壊するなんて考えられることでしょうか。
大雨特別警報の発令や気象庁の記者会見を見ても、
にわかには信じられない自分がいました。
予測は難しい
事前に予測することは難しいことです。
ましてや堤防の決壊を予測して避難するってことになるとかなり難しいでしょうね。
ここ最近は「何十年に一度の…」というフレーズをよく耳にします。
しかも毎年使われているような気が…
毎年記録が塗り替えられているのでしょうか。
地球温暖化が進むにつれて、
これからはどんな災害があるか分かりません。
今回の台風19号よりももっと勢力の強い台風が来るとも限りません。
今までの常識が通用しない事態にもなりかねません。
土地探しの条件の変化
今回の台風19号の被害を知るにつれ、
これからの土地探しの条件に変化が起こるかもしれないと思いました。
今までは土地探しをするときは、
「お気に入りの街に住みたい」とか
「学校やスーパーの近く」とか
「交通の便が良い」などの条件があったかもしれません。
これからはさらに、
「災害が起こりにくい土地」という条件が追加されても良いのではないでしょうか。
地滑りの心配もなく、
河川の決壊の心配もなく、
災害時には安心していられる土地。
そんな土地を求める時代になっていくのでしょうか。
P.S.
今まで思いもしなかったようなことが起こる時代です。
建築の防水に関する考え方にも変化が生じるかもしれません。