From:横関弦
2004年に竣工した平屋のログハウス。
先日、工事でお邪魔した時に撮影させていただきました。
とてもそんなに築年数が経っていないように見えるログハウス。
流行りに左右されないログハウスは古さを感じさせません。
一時期、ログハウスで暮らしていた私。
その暮らしを体験しているからこそ言えるログハウスの特徴とは?
先ほども挙げましたが古さを感じさせない点。
ログハウスは流行りに左右されないデザインのために築年数経っても古さを感じさせません。
逆にその経年変化がいい味になってきます。
室内のログ材や床板・天井板は徐々にアメ色に変化していきます。
新築時の白っぽい色とは違ってこれがまたいい色なんです。
また、薪ストーブととても相性が良いことも。
木材には蓄熱作用があります。
壁を構成するログ材の厚みは10cmほどありますから、
一般の住宅の壁よりもはるかに蓄熱性に優れています。
真冬でも室内壁を触っても冷たくないし、
床板・天井板も暖まりますから裸足でも大丈夫。
ログハウスで暮らす私の父は真冬でもTシャツ一枚、毛布一枚で寝ています。
それは極端な例かもしれませんが…
デメリットとしてはログハウス特有のメンテナンスが挙げられます。
セトリング対策やシーリングの劣化、塗装などログハウスにはメンテナンスが付き物。
快適に暮らすためにはメンテナンスが必要になってきます。
でも比較的ログハウスに暮らす人はそのメンテナンスを楽しんでいる面もあるようです。
毎年ウッドデッキを塗装しているお客様もいらっしゃいます。
やっぱり手を掛けた分だけ愛着わきますものね。
それに皆さんメンテナンスについてよく理解していらっしゃいます。
ある程度のことはご自身でやられる方も。
ガチガチのプロの技術を必要としない、
そんなメンテナンス対策もご自身でできる理由の一つかも。
それでは、撮影させていただいた平屋のログハウスをご覧ください。