From:横関弦
先週末、福岡の親戚のところへ行った時のことです。
本当は飛行機で行きたかったのですが、
諸事情により新幹線で行くことに。
富士宮駅からワイドビューふじかわで静岡へ。
静岡から新大阪まではひかり。
新大阪から博多まではのぞみ。
そして博多から親戚の住む筑前前原まで。
移動距離はおよそ990km、
移動時間は列車の待ち時間も含めれば6時間。
長かった、 とにかく長かった!
しかも二泊の予定ですから、
肌着や靴下や寝るときに着るスウェットなどで
パンパンのボストンバック。
(ホテルに置いてある浴衣では眠れないので…)
それに礼服と革靴で両手一杯の手荷物でした。
いくら新幹線だからといってもこの移動はかなり疲れました…
さて、福岡での用事も終わり帰路につく前日の晩。
礼服と革靴を持って帰るのもまた大変だし、
郵送してしまおうと考えました。
ついでに、持ってきたボストンバックの中身も軽くしておこうと整理して、
着なかった服などを郵送用のダンボールに詰め込んでみたら、
帰りのボストンバックは行きの量の半分くらいになりました。
そんなに無駄なものが入っていたんですね。
行きのあの移動の時のボストンバックの重さはなんだったのでしょうか。
本当に必要なものだけでよくない?
準備の時には、どれもが必要だと思っていました。
汗をよくかきますから肌着は人より多めです。
肌着だけで5枚は持ちました。
ちょっと時間があれば出かけるつもりで
普段着のTシャツやシャツも持ちました。
が、
結局ほとんど出かけることもなく、
着なかった服ばかりでした。
事前にもう少し状況を考えられていれば、
あんな重い思いをしなくて済んだのに…
本当に悔やまれます。
現地での用事のことをもう少し考えれば、
出かける時間があまりないだろうことも予測できたかと思います。
そして、そんなに荷物も必要ないと判断できたかもしれません。
本当に必要な肌着だけで済んだことでしょう。
もっとシンプルに考えてみる
間取りなどを考えているとき、
家事動線を優先するあまり複雑な間取りになってしまったり。
東南玄関に固執してリビングが狭くなってしまったり。
あれもこれもと複雑に考えてしまい、
必要のないものを加えてしまうことがあります。
だいたいそんな時は、
間取りがしっくりきていないものです。
綺麗に納まっていないとか、変な角ができてしまうとか。
本当に大事にしたいものはなんなのか。
施主様は家を建ててからどういう暮らしをしたいのか。
煮詰まった時にはとにかくシンプルに物事を考えることが一番です。
P.S.
今、家づくりで悩んでいらっしゃるなら
もっとシンプルに考えてみてはどうですか?
現在どんな不満がありますか?
将来どういう暮らしをしたいですか?