From:横関弦
先日のブログで東京で行われた講習会に参加してきたことをお話ししました。
今回はその帰りにお土産を買った時に気づいたことです。
新幹線に乗る前にちょっとした軽食と、
家族へのお土産を選ぼうかとお店を見て回りました。
家に着いてビール飲みながらちゃんと食べたいから、
今はお弁当より軽く食べられるもの。
普通のサンドウィッチではなんか味気ないし、
一日頑張った自分へのご褒美的なものがいいな〜
なんて選んだのがエビ天むすで有名な「百千(ももち)」さんの
イカ天むすと鳥から揚げむすび。
ここでエビ天むすを選ばなかったのは、
その大きさに驚いて食べ方に迷いそうだったから。
新幹線内であの大きさにかぶりつくのをためらったからです。
これって思い込み?
あとは家族へのお土産選び。
何にしようかな〜
甘いものがいいかな〜
しかも可愛いものがいいな〜
そして選んだのが東京ばな奈。
しかも3種類も。
新幹線の中でお土産広げて満足していたら、
あることに気づきました。
私が今まで東京に来た時に買うお土産は、
いつも東京ばな奈だったことに…
何で東京ばな奈?
やっぱ分かりやすく「東京」って書いてあるから?
私の中では東京のお土産=東京ばな奈ってことになっているようです。
いつもお土産を選んでいるようでも、
毎回同じものを買ってしまう。
これっていわゆる思い込みですよね。
思い込みで損をする?
思い込み、決めつけ、先入観。
どれも同意語です。
あまりいいイメージの言葉ではありませんね。
ただ、意外と思い込みしていることってありませんか?
例えば、
「猫を飼っている人は孤独が好き」とか、
「A型は几帳面、O型は大雑把」とか。
昔から言われていることをそうだと思い込んでいること。
そう思い込んで人と接していると、
何かイメージが違うなと思うときがあります。
私は猫を飼っていますしA型ですが、
孤独が好きでもそれほど几帳面でもありません。
統計的なものなのでしょうね。
私たちに相談に来られるお客様の中にも、
思い込みをされている方が結構いらっしゃいます。
住んでいる家が築30年、だから建て直さなくては。
「古くなったものは買い換えなくては」
そういうお考えのお客様が多いことに驚きます。
よくよくお話を聞いてみると、
30年経って水回りも最新のものにしたいし、
部屋数減らして畳の部屋もいらない、
などなど。
新築というよりも十分リフォームで希望を叶えられるような悩みがほとんど。
「それってリフォームでも十分可能ですよ。」
と伝えると、
「えっ、そうなんですか?」
と言われるお客様もいらっしゃいます。
私たちの場合、
丁寧にお話を伺って、
リフォームで希望が叶えられそうなら、
無理に新築を勧めることはしません。
全てが新しくなるのは気持ちの良いことです。
新築住宅では耐震性も断熱性も既存宅と比べ物になりません。
でも、思い出のつまった家を解体するのは寂しいことですよ。
新築ではお金も掛かりますしね。
リフォームで新築同等の性能まで引き上げることは可能です。
新築かリフォームか、
思い込みを捨ててもう一度じっくり考えてみてはいかがですか?
P.S.
お土産は妻には好評でした。
が、次回の東京出張時にはあえて、
いつもとは違うお土産を買ってきたいと思います。