見積書の正しい見方

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From:横関弦

ご自分の欲しい商品の見積りを色んな会社から提出してもらう。
皆さん普通にやっていることですよね。

私も自分の欲しいものはネットで価格を比較したり、
相見積もりを頼むこともあります。

ただ、見積書の書き方がそれぞれ違っていたり、
金額も違っていたりと何を比較していいのか悩むことありませんか?

今日はそんな見積書の正しい見方についてシェアしようかと思います。

見積書が正しく理解できれば…

見積書を正しく理解することはとても大切です。
見積書が理解できれば数社からの見積書を比較できたり、
自分にとって最適な商品を購入することができます。

また、見積書にはその会社の思いが表れます。

その会社が一生懸命作った見積書なのか、
それともいい加減な気持ちで作った見積書なのか、
見積書を見れば全てわかります。

見積書の正しい見方を知ることで、
信頼できる会社を見つけ、
後悔のない選択ができるようになるでしょう。

正しい見方とは?

「正しい見方」についてお話しします。
正しい見方とは見積書に騙されないためのものです。

大体の会社の見積りは正直に作られています。
ですが、中にはいい加減な見積書も多いのも事実です。

仕事柄、施主様に頼まれて、
他社さんの見積りを見させていただく機会があります。

正直、「こんなでいいの?」
なんて見積りがたまにあります。

私が見てそう思うってことは、
お客さんが見たら訳がわからないはずです。

訳がわからないうちに買ってしまったり、
契約してしまったら大変ですよね。

そんな見積書に惑わされないために、
正しい見方を身につけてください。

正しい見積書を知る

では、実際にどのような見積書が正しいのか?
それは、皆さんにとって分かりやすい見積書になっているかどうかです。

私が今まで見た見積書で驚いたものは、
全ての工事が「1式」で表されていたものです。
基礎工事1式いくら、
木工事1式いくら、
電気工事1式いくら、などなど。

あとは経費と消費税が記載されているぐらいで、
本当に全ての工事が1式として表されていました。

驚きですよね。
これが見積りって言えます?

金物とか釘とか何個何本使うか数えきれないものや、
諸経費など単位で表しにくいものなど、
私の作る見積りでも1式表示する項目はあります。

それはしょうがないことだと思っています。
ですが、なるべく「1式」表示を使わないことが正しい見積書ではないでしょうか。

他にも、専門用語ばかりの見積書は親切ではありませんよね。
相手が専門なら話は別ですが、
分からないであろう相手に分からないであろう言葉を使うべきではありません。

柱1本から数えて、下職さんからの見積りをまとめて、
実際、新築一棟の見積り書を作るのには何時間何日も掛かっています。
その手間を惜しむ会社は1式表示で提示するのかもしれませんね。

また、

数社からの見積りを比較して、
気になるところは直接聞いてみることも大切です。

見積書をしっかり把握している会社なら、
すぐに答えてくれるはずです。

「1式」表示ばかりではないか?
分かりにくい言葉を使っていないか?
すぐに質問に答えてもらえているか?

見積書を比較する時には以上の点に注意してみてください。
今よりも見積書を正しく理解できるはずです。

P.S.
1式がすべて悪いってことではありません。
私たちのような記載すべき項目が多い見積書の場合、
細かすぎて書ききれないものも1式にしてしまいます。
全てを書いていたら見積書は40枚近くになってしまうかも…
その辺りはご了承くださいね。

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